房総ゆかりのお宝展

房総ゆかりのお宝展

2019年1月5日(土)~6月3日(月)

菅原道真のご神体、ピカソの作品6点、山下清の作品19点、本田宗一郎の制作物など房総で見つけたお宝を展示します。

大倉家所蔵ご神体公開の経緯と菅原道真公

今回SGT美術館にて天満天神ご神体公開に至った経緯は当館をご支援いただいている大倉家のご理解とご協力の賜物であります。大倉家の創始者、大倉喜八郎は明治時代から大正期に貿易、建設、化学、製鉄、繊維、食品などの企業を数多く興した日本の実業家です。帝国ホテル、ホテルオークラをはじめ大成建設など有力な企業が現在も活躍しております。また美術品のコレクターとしても知られ日本最古の美術館大倉集古館(東京・虎ノ門)は初代大倉喜八郎、二代目喜七郎などが収集した美術品が数多く収蔵されております。このご神体も明治の動乱期に列強各国から危機にさらされた仏像や美術品を喜八郎が莫大な資金を投じて買い戻したうちのひとつとされております。また明治期喜八郎は房総地域の鉄道網の発展に寄与した一人でもあります。そこで大倉家はこのご神体公開を機に勝浦を今以上に認知発展されることを希望し、地域の発展と文化の向上を目標に活動する当館にて発表されることに強く賛同され今回実現の運びとなりました。(敬称略)追記:当館にて同時に展示しておりますパブロ・ピカソ、山下清、本田宗一郎等の作品群も大倉家のご協力のもとで実現したものです。

◆ 菅原道真(すがわら の みちざね ) 845年8月1日-903年3月26日

学者として活躍する一方で、政治家として名高く、宇多天皇に重用されました。
醍醐朝では右大臣にまで昇りましたが、左大臣・藤原時平に讒訴(ざんそ=ありもしないことを訴える)され、大宰府へ太宰員外帥として左遷され現地で没しました。
死後天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神としての信仰の対象となりました。現在は学問の神として親しまれています。
晩年、道真は無実を天に訴えるため、身の潔白を祭文に書き、七日七夜天拝山(てんぱいざん)山頂の岩の上で爪立って、祭文を読上げ天に祈り続けました。すると、祭文は空高く舞上り、帝釈天を過ぎ梵天(ぼんてん)まで達し、天から『 天満大自在天神 』と書かれた尊号(そんごう)がとどきました。
現在では天神さまとして全国津々浦々にお宮があり「学問・至誠(しせい)・厄除けの神様」として崇敬を集めています。

展覧会期間中無料でお札を差し上げております。こちらのお札は元々菅原道真の御神体を祀っていて今回展示にご協力頂いた白龍神社のお札です。